お出かけ
ちあ活でさらに脳を焼かれた話
ちあ活で脳が焼けてる日記だから、同担拒否のひとは読むのをやめておこう。

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普段のちあ活(最近こう呼ぶことにした、作品外での本人のお仕事を追う活動)は、
  • 声優と夜あそび月曜を視聴
  • 本人のラジオを聴く
です。どちらも週1回。
今回、ここにトークショーが加わりました。今年2回目の現場。特定の作品外だとそもそも母数が少ない。なぜなら彼は"役者"だからです。
*世間では"声優"と呼ばれる仕事をしており、本人も「声優」と言うことが多いものの、𝕏のbioで「役者」と明記されてる以上、わたしはこのひとを"役者"とカテゴライズしてます
*フルネーム呼び捨てですが文字起こしするとどうしてもそうとしか呼べないからです(手紙は毎回ちゃんと(?)くん付けで書いてます)


日課の𝕏パブサで(本人によるRPより先に)こちらを知ったのがきっかけ。
同志社大学(京都)なら1時間ちょっとで行ける。その時点で予定はなく、このためだけにこの日の予定をあけようと決めました。
ちなみに学祭に合わせてのイベントではないとのこと。
学内生優先販売のあとって残ってるのかなと思ったらそもそものキャパがでかいのもあって一般抽選、全然余裕でした。たぶん一般抽選で落選ってなかったんじゃないか。そのあとも一般先着残ってたし。
この一般抽選の少しあとくらいに𝕏で早稲田大学アニメ声優会による小林千晃単独トークショーの告知があり、本心では2週連続小林千晃といきたかったものの、早稲田のほうは家の用事と思いっきりかぶってたので諦めました。そっちはチケット戦争も熾烈だったらしい。

当日お手紙ボックスがあるかはわからなかったけど、あったときのために手紙を書きました。なかったらなかったで事務所気付で送ればいい。なんのイベントもないときに事務所気付で送ったことがあるので、事務所気付で手紙を書くことへの抵抗がないのも、手紙を書こうと気軽に思った一因です。
あとは、過去、同志社大学アニメーション・ヴォイス研究会さんがさまざまな声優さんのトークショーを開催されたときにどうやら「お手紙のみお預かりOK」っぽかったのも信じました。
結局、今回お手紙OKかどうかのおしらせは当日までなかったみたいです。

当日を迎えるまでで困ったことがひとつ。
突然襲ってきた秋の花粉症。ここ数年そんなに症状がきつくならなかったので油断してました。
とはいえ、鼻づまりと目のつらさ、それらから誘発される眠気のみで、くしゃみや咳、洟をすするといった、動作ひとつで周りに迷惑をかける症状までは出てなかったのが不幸中の幸い。
念のため耳鼻咽喉科で鼻づまりをやわらげる薬を処方してもらい、前日はひたすら休息にあてました。……休息といいつつ、これまでに見た雑誌のインタビューや本人のSNSメディア欄を眺めてた。
直近で発売されたCUT2025年11月号のインタビューにあるウインクしてる写真、超〜〜メロかったな……。


午前中ちょっと早めに出発して、四条で腹ごしらえをしてからいざ会場へ。会場は同志社大学寒梅館ハーディホールです。
もう、四条から今出川に向かう地下鉄のなかだけでも同担を複数人見かけた。同担だとわかったのはCHIAKISSのトートバッグを持ってたから。
わたしもCHIAKISSのTシャツに(Tシャツだけだと寒いから)上からジャケットを着て、CHIAKISSのトートバッグ持ってきました。

このたびの装備にしたCHIAKISSは第2弾のこちらです。
最初はキーホルダーとトート(黒)を予約して満足したはずなのに――
――本人の着用写真を見た直後、なにも考えずLサイズのTシャツ(白)を追加で予約した(送料2回払うことになった)。
小林千晃もどちらかというと小柄だけど(どう見ても170cmない)、160cmにちょっとたりないわたしがLサイズ、実物を着たら彼シャツ感あって普通に自分がいやになりました。Tシャツがかわいいというだけでその「普通に自分がいやになった」を誤魔化してる。
CHIAKISS第1弾のあとに出たULATAKALAKA Xmas 2024のCHIAKISSリングも持ってるけど照れがあって未だに着けられない。たぶん一生無理。

超余談だけどわたしのこだわりとして、特定の作品の現場にキャストさんのものを持ち込むのも、作品を背負ってないご本人の現場に特定のキャラのグッズを持ち込むのもしないというのがあります。
エイトリの公式イベントやコラボカフェ(タワレコカフェとかアニカフェ)で小林千晃のブロマイドは出さないようにしてきたし、今年6月に開催された小林千晃のトークショーで可不可のグッズと写真撮ることもしなかった。
9月の赤ブーイベントでCHIAKISSのTシャツ着てたのはどう考えてもどっちの現場でもないからいいんだよ。

よく話すひと以外はエイトリの可不可に落ちたから小林千晃を追うようになったと思ってるかもしれないけど実際はそうではなくて(エイトリはきっかけのひとつではあるけど決定打は別の作品)、作品ごと好きになれるものだけ追いかけようと決めたし、現場に応じて持ち込むグッズも分けるようにしてます。
推してるキャストさんが演じてるキャラの新カード実装や誕生日のときだけソシャゲログイン……みたいなタイプに『作品の現場にキャストさんのものも持っていってる』イメージがあるんですが、それはわたしがもっとも苦手とするひとたちだからです。作品は作品、キャストさんはキャストさんで見ていたい。
キャストさんきっかけで作品を追うのはわたしにも心当たりがある。最近だとキャストさんきっかけではなく配信者の実況きっかけでソシャゲ始めましたって層も(いろんなソシャゲで)昔に比べて増えてきたけど、そのひとたちのこと、ありがたいとも思ってる。
正直、きっかけはなんでもいいんです。でも、作品そのもの以外がきっかけで作品に触れるなら、作品ごと、他のキャラも含めて世界観ごと見てほしいし、わたしもそうでありたい。もちろん、無理のない範囲で。
きっかけのためだけに作品をそこそこにキャラ単体にだけ手を伸ばさなくていい。きっかけのためだからと無理して作品ごと手を出さなくていい。そういう追いかけ方は、いずれ、きっかけそのものを追うことに疲れる日がくるから。

追ってる配信者(これはまた別の機会に書きたい)は、「無理に追いすぎるとなんか嫌いになるじゃん。嫌いになるくらいだったら全部追わなくていいから好きなままでいてくれ」って言ってて……これ、すっごくあたりまえのことなんだけど、追い過ぎてスピード加速してると、そのへんのことを忘れちゃうひともいるんじゃないかな。わたしはこれを常に心に刻んでときどきこの発言を見返してるのもあって、今のところ忘れたことはないです。あと、自分のキャパを把握できてるのもある。


閑話休題。ちゃんとトークショーの話に戻ります。


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入口前の案内板を撮り、いざ、会場へ。
書いた手紙は受付にお手紙ボックスがあったので入れておきました。
初めて行った会場なのですが、なかはすごく広かったです。そして、アルファベット表記で想像してたよりもステージに近い。
結構ぎりぎりまで一般先着のチケット残ってたけど、9割以上埋まってたと思います。


前ナレで噛むふたり。
小林千晃「会場内の録画、ろくよん、……録音は」
鈴木崚汰さん「64て」
小林千晃「ゲームボーイ世代ですから」
鈴木崚汰さん「いっせい……、一切」
小林千晃「おい!」
登場前から和やかな空気。

小林千晃「実際はゲームキューブ世代の小林千晃です」
ステージに出てきてからも前ナレで噛んだやつ引っぱってた。
おふたりが並んでステージに立ったときの立ち位置、小林千晃がちょうどまっすぐ真ん前だった。神?
っていうか、小林千晃は相変わらず顔が小さいしかわいいし格好いい。この距離でもお肌がきれいなのがわかる。もうこの時点でメロってしまった。
開幕即、最初の一人称が「俺」だったことに、無言ではしゃぎました。前に、ラジオで言ってたんです。普段はできるだけ「僕」って言うように心がけてるけど気を抜いたときとか素になると「俺」って出ちゃうって。つまり、結構リラックスしてるってこと。もちろん数百人が見てるし緊張はしてるだろうけど、変に気を張り詰めてはないんだなとわかりました。
東京ではツイステアニメ開宴ティーパーティーで、本来ならおふたりともそちらに行っててもおかしくないのを(おふたりともハーツラビュル寮のキャラだし)、恐らく京都のこれが先にスケジュールに入ったんでしょうね。ありがとうございます。
鈴木崚汰さんは12月のカーネリアンブラッドのライブに向けて絞ってるところっぽいことをふんわりと仰ってました。作品名は出してなかったけど時期とかでにおわせてた。あと3kg落とす予定らしい。


お便りコーナーを経て一番盛り上がったのが以心伝心のコーナー。
鈴木崚汰さん「触ればわかるでしょ!」
小林千晃「その能力ここではないから」
全8問、前半4問はフリップに書いて後半4問はジェスチャーで回答というルール。8問中2問正解するとおふたりに京都市内でしか買えないメガネ拭き(京都の『SOO-ソマル-』)のプレゼント。余裕だと意気込むおふたり。
1問目は「京都のお寺といえば?」でみごとに「金閣寺」で一致。
でもそのあとは不正解続き。さすがに焦りの空気が漂うおふたり。
そして、4問目の「動物園といえばなんの動物? こちらは文字ではなく絵でお答えください!」で一気にざわつく会場内。
鈴木崚汰さん「千晃、描けんのか!?」
小林千晃「描けますって!」
ここにいるほぼ全員、小林千晃の独創的な絵を見たことあると思います。不安しかない。
鈴木崚汰さん「どこにします?」
小林千晃「……上野で」
具体的に特定の動物園を想定し、答えを一致させる作戦。恐らく会場の全員が、パンダを連想したと思います。わたしも、パンダかな? と思いました。
でも、明らかにパンダを描いてそうな鈴木崚汰さんのペンを持つ手の動きに対し、やけに動きの多い小林千晃。何度も弧を描いてる気がする。
司会の方「では一斉にどうぞ」
予想どおりパンダを描いた鈴木崚汰さんに対し、小林千晃が描いたのは――
鈴木崚汰さん「なんでライオンなんだよ!」
小林千晃「え? 上野にパンダっていた?」
鈴木崚汰さん「おまえはニュースを見ろ!」
――ライオン株式会社のライオンかな? みたいなライオンでした。弧を何度も描いてると思しき動きの正体は、ライオンのたてがみをお花みたいに描いてたから。ライオンというわかりやすい特徴があるからか、前に見たときよりちゃんとわかる絵だった。
もうさぁ、小林千晃のこういうところがかわいくて困る。「でも動物園といえばライオン見たいし」とあくまでもマイペースなのがいい。でも人付き合いではすごく細やかなんですよね。多くの先輩方にかわいがられてるのがそれを物語ってる。
5問目以降のジェスチャー回答も一致しないふたり。
「猫のポーズ」で招き猫みたいな手をする小林千晃(あざとい)に対し、威嚇する猫のポーズをする鈴木崚汰さん。自由だなここ。
7問目「マッスルポーズ」で一致して、なんとか「8問中2問」のルールをクリア。

以心伝心ゲームで会場内がだいぶあたたまったあとは、朗読劇。
学生さんがこの日のためにシナリオを書かれたという『紫苑に眠る記憶』。
不幸体質の白川(CV鈴木崚汰さん)に「君ってついてるねぇ」と話しかける怪異専門探偵の嵯峨(CV小林千晃)。怪異がついてるから不幸体質なのだと。祓うには、その怪異の未練を知り、断ち切ってあげなければならない。でも、なんの未練かまではまだわからない。(ほぼ強引に)助手として勧誘された白川は、日々、さまざまな怪異に向き合うはめに。――というのがプロローグで語られた設定。
シナリオのメインはその怪異のひとつ、いわば地縛霊ともいえる女の子の生前の記憶を辿り、彼女の心を解放する話でした。
嵯峨の飄々とした、ちょっと掴みどころのない話し方。そのくせ、いきなり真面目な口調で真意をつく。わたしが一番好きなタイプのCV小林千晃でした。
学生さんのシナリオ止まりなのがもったいないくらいおもしろかった。ドラマCDにしてもよさそうなくらい。おふたりも「シナリオがすごくおもしろかった」と仰ってました。

フリートークではあらかじめ用意された複数のテーマからおふたりが選んで気ままに話しておられました。
鈴木崚汰さんが「窮屈だし歩こうか」と、本来なら上手側の端に置かれた席で話すところを、ステージの端から端までおふたりで散歩しながら話してくださって……ど真ん中やや下手寄りに座ってる身として、すごく嬉しかったです。もっと下手側の席のひとたちも嬉しかったと思う。
フリートーク終盤は席に戻って、司会の方が本来の進行に戻れるようにしてた。
小林千晃、アクセサリー好きだけどじゃらじゃらになるのはいやで、たとえばブレスレットをつけたらピアスはつけてもいいけど指輪はつけたくないんですって。
鈴木崚汰さん「服でブレスレットが隠れても?」
小林千晃「ジャケット脱いだり袖まくったら、こう、じゃらじゃらしてるなぁって……」←長袖ならブレスレット見えにくいからいいというわけではないらしい
指輪を複数つけてる鈴木崚汰さんがそのひとつを小林千晃にはめて(チェリまほのオタクはわいたのかもしれないけどわたしは敢えて見てないので普通でいられた)、小林千晃「崚汰みたいなタイプはたくさんつけててもいいけど俺がやるとなんかこう、強! って……」と首を傾げてました。
なんとなくわかる。鈴木崚汰さんはアクセサリーを複数つけてても鈴木崚汰さんが勝つ。小林千晃はなんというか、こう……色素が薄いし線が細めだからか複数つけるとそこが変に強調される気がする。たぶんそういうことだと思う。

1時間半ちょっとのトークショーはあっという間に終わり、唯一、ツイステのアニメ見てねって話でだけ、作品名が出ました。
特定の作品を背負ってるイベントではないので、おふたりとも、におわせる部分はあっても作品名やキャラの名前が出ないようにされてました。この絶妙さは作品外の現場でしか味わえない空気だと思います。
ツイステのは同日東京でイベントがあって、本来そっちに出ててもおかしくない状況でもあったからね。むしろツイステのアニメのこと一瞬だけでも言ってくれたことで、ツイステ民たちは𝕏でパブサしてレポ読んで安心するんだと思う。


往路でちょっとだけ小雨に見舞われたものの、帰りは運よく雨が止んでました。
ゆっくり座って帰りたくて、阪急電車で500円課金してPRiVACEの指定席取って帰った。
小林千晃で頭いっぱいの状態だったから、ひとり用シートですぐ隣に知らないひとに座られることなく、梅田までずーっと小林千晃のこと考えてた。手紙預けたばかりなのにもう書きたい。

次に小林千晃を肉眼で見られるのはエイトリのおもてなしライブなので、そこは可不可推しとして過ごします。ライブのあとの感想はきっと事務所気付の手紙にしたためると思う。エイトリに限らず、作品で演じられたものを見た感想と感謝は、これまでも手紙に書いてきたから。

ここから小林千晃について語ります。もう散々書いたやろって感じだけど。

前に、トークショーで「この仕事って、仕事中に褒めていただけることはほとんどないんです」と仰ってて……アフレコでここはもう少しこういうふうにとディレクションを経て演技したあと、いい感じに演技できたからといって別に褒められるとかはない。「これでいきましょう」「OKです」で終わる。つまり、めっちゃよかった! とかを返すのは(当然だけど)作品を見たわたしたちなんですね。だから、手紙を書いてます。

もともと俳優志望だったけど、うまくいかなかった。普通に就職すべきかも考えたけどアニメ映画を見たときに声優ってすごいな、自分も声の演技でもう一度"演じる"ことに挑戦してみてもいいのかなとオーディションを受けた……というのは、小林千晃を多少知ってるひとのあいだではもはや有名な話です。いろんな雑誌のインタビューとかフォトブックにもあったし、最近だと地上波のインタビューでも話してた。本当に頻繁に話してる。地域によっては放送されなかったもので、テレビ局の公式チャンネルにインタビューが載ってます。

このサムネの小林千晃、顔がいい……。
中学生の頃は毎年ころころ部活を変えるくらい自称「飽きっぽいところがある」彼にとって、演じるキャラクターによって演じ方も変えることは、飽きがこない、おもしろいと感じたそうです。ここ、わたしが小林千晃を好きだと思ったところのひとつ。子どもの頃から声優になりたくて一途にがむしゃらだったひとたちからすれば、いやなタイプかもしれないけど。
ここ数年に亘ってメインキャラクターのお仕事がめっちゃ続いてるのは、本人曰く「時代が求める声が自分の声と合ってるに過ぎない」し、それが続くのはせいぜい三十代前半くらいまでだと思ってるそうです。
でも、好きと言ってもらえてちょっと欲が出てきてしまったのもあるからもう少し頑張りたい。今はメインキャラの実績を積んで、時代が求める声がシフトしたときに仕事がなんにもない! にならずサブキャラとかの声で呼んでもらえたらと思ってるのだとか。フォトブックでそういう話をされてました。
マイペースなところが目立つけど、ちゃんと考えてやってる。自己分析もしてる。ただあざといだけじゃない。ただの先輩キラーじゃない。
きっと、他にも同じようなスタンスでお仕事されてる方はおられると思います。それでも、この声に脳を焼かれた身としては、今、このひとこそが、応援したい"役者"です。
無責任に「ずっと」は言えない。でも、昨日も好きだな、今日も好きだな、たぶん明日も好きだと思う……を続けてる。続けて、1年が過ぎました。



追記
ULATAKALAKA Xmas 2025の告知がきちゃった。
……CHIAKISSはネックレスとブレスレットですって。第2弾とおそろいモチーフでかわいいね。買います。

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