雑記

*検索避け済

応援してる人間のイベントに行った
*この雑記はひとつの投稿に画像が含まれる場合、ファイルサイズが大き過ぎなければ1枚目の画像がサムネイルになる仕組みなので、クッション代わりにしました
*実在人物のトークショーに行った話なので、実在人物の話が無理なひとと同担拒否のひとは読むのやめたほうがいいです
*同担のひとはすぐ下にあるアイスの種類で誰の話かわかるはずです

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こちらのアイスは先日サーティワンでよくばりフェスのポップ4で注文して食べた、ポッピングポッピングポッピングサーティワンパーティーです。
応援してる人間が31歳の誕生日にポッピングシャワー×30個+サーティワンパーティー×1個を贈られて食べきれませんって言ってたのを見て、さすがにその数は無理だけど自分も食べようと思って買いました。



今日は応援してる人間のトークショーに行きました。
世間では"声優"と呼ばれる仕事をしており、本人も「声優」と言うことが多いものの、𝕏のbioで「役者」と明記されてる以上、わたしはこの人間を"役者"とカテゴライズしてます。


1部2部の2部制のうち、チケットを取ったのは1部のみ。
それも、先着チケット販売開始から12日も経ってからチケットを取りました。行くかどうかをすごく悩んでたからです。
予定は(その時点では)あいてたものの、人間の"特定の作品を背負ってない、ラジオ放送の一環でもない、本当に本人名義の個人の仕事"の場に行っていいのか。そういうのは、本人のSNSリプライ欄によくいらっしゃる「◯◯くん、おしらせありがとうございます!」って堂々と応援してるようなひとたちが行くものじゃないのか。――そういう悩みでした。あと、行ったらいよいよ引き返せなくなる気がした。

結局、わたしが(昨年9月くらいから)日々この人間に狂ってるのを知ってる方に「先着でいけるうちに行った方がいいよ! そのうちどんどん人気になって抽選でしか会えなくなるので行けるうちに行ったほうがいい」と言われて、1部のみ取りました。両部ともにしなかったのは、その時期が18TRIPのアニメイトカフェ期間中で、そっちも行くつもりだったからです。実際、同日の夕方からアニメイトカフェ行くことになった。
でも、わたしが4月末日にチケットを取ったあとも、販売期間中はずっとチケット残ってて……え、キャパでか過ぎたか? 関東ならまだしも大阪でこんなでかいホテルの宴会場の一区画はでかすぎたのか? といらない心配をしてました。飛ぶ鳥を落とす勢いの超一流声優(MCやってる番組内の企画でそう言って笑いをとってた)とはいえ、ここは関西。人間がどんなに人気でも、ここは関西。
「関西だからな〜」は生まれも育ちも関西どまんなかの人間だからこその言葉なので、よそのひとは真似しないでくださいね。関西の人間にしばかれます。


チケットを取ってからは、別の悩みが生まれました。
手紙書いていいのかな? プレゼントはだめなこと多いけど手紙は受付のひとが預かってくれること多いよね。でもどこにもいいとかだめとか書いてないな。わたしが電子チケットだから書いてないだけで紙チケットだと書いてあるのかな、でも紙チケット発券できるようになってからのパブサじゃ1週間しかなくて手紙書く時間取れないかも。そもそもパブサで見つかる保証ないし。――悩んだ末、1年近く前に幕張で開催されたトークショー(この人間にとって初めてのトークショー)のレポを探し、紙チケットを写真に取って記念に𝕏にアップしてるひとの写真から、券面に書かれた注意事項欄をチェック。
やっぱりプレゼントはだめだけど手紙はいける感じがする。もし手紙すらだめだったとしても、そのときは事務所の住所を加筆して郵便で送ればいいや! と、数行書いては1時間以上手を休めないと手首が痛くてやってられないなか、何度か休憩を挟みながら、何日かに分けて手紙をしたためました。
あまり長くならないよう、知ったきっかけとか、そこから触れた作品とか、1年近く経ってからフォトブックを買ったこととか……前向きな言葉だけを贈りたくて、あとはとにかく自分のなかで一番ていねいな字で書くことだけ考えてました。

いわゆる"声優"と呼ばれる方に手紙を書くのは別にこれが始めてではなく、REUNIONのときにプレゼントボックスがあったので、阿部敦さんとKENNさんと増田俊樹さんに手紙を書いたことがあります。でもそれしかない。REUNION以来、こういう手紙は書いてない。同人イベントのときに稀に(手首がすぐ痛くなるから)ひとりにだけ書いて持って行ってたらましなほう。本当に字を書かない生活をしている。
だから、便箋も行が少なめのものに、3枚で終わらせました。長ければいいというものではない、手紙も、小説も。


当日が迫るにつれ胃がキリキリするのを感じつつ、人間の誕生日前夜にケーキを買ってブロマイドの前でケーキを食べたり、先述のようにサーティワンでアイスを買ったりと、1日のなかで人間のことを考える比率をやや多めに過ごしてました。原稿は当然スローペースになっててちょっとやばい。
あとは、フォトブックを読み返したり、MCやってる番組やラジオを聴いたり……。過去放送分をずっと見られるようABEMAプレミアムに復帰したのもこのタイミング。でもABEMAプレミアムは『プリンセッション・オーケストラ』見るのに使ってるし、夏からは『光が死んだ夏』も見れる。じゅうぶんもとは取れる。


この人間は青のイメージが強く、好きな色はしいて言うならレベルで青と黒と白かな〜みたいな話をどこかでしてたので(短期間で情報詰め込み過ぎてわからなくなった)、青い花柄のまじでかわいいワンピという、よくあるオタクの姿で現地に向かいました。

最寄り駅の時点で目的が同じオタクを判別できてしまう。当然だけど同担だらけの空間。いや、同担って言葉簡単に使ってるけどわたしはめっちゃファンかというとそのひとたちほどではないだろうから同担って単語を使うべきではないのかも。自分の性格を考えたら今後もこの人間のファンの方々の域にはならないだろうな……とぐるぐる考えながら、ブロマイド片手に案内板を撮った。
4階にはエレベーターでって書いてあるけどエスカレーター使うひとがちらほらいて、なにかあるのかな〜とパブサしたら、司会をされる方がエスカレーターでこう来てこう見るとフォトスポットあるよ! とポストされてるのを見つけたので、そのとおりにしました。エレベーターでも行けるけどエスカレーターのほうが歩きながら視界に飛び込んでくる配置だった。
そこではブロマイドは掲げず対象物のみを撮って、受付の方に手紙を委ね、開演が近付くまでトークショーエリアの手前に設けられたウェイティングスペースでぼんやり。
パブサしたときに見かけた「ひとり参加なのでお話ししてくれる方がいれば〜」ポストで繋がったであろうひとたちがちらほら見受けられました。みんなコミュ力高いな。

っていうかホテルの宴会場の一区画だからチケットにある座席番号見ても全然わからね〜〜2年前にこの会場使ってトークショーされた声優さんのケースでいくと上手最前になるけどそんなことあるか〜〜? と恐る恐る座席表を確認。
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まったく同じではなかったけど本当に上手最前お隣の島との境目にある通路近くだった。一生の運使い果たしたかも。いや、上手寄りだし通路すぐそばでもないから使い果たしてはない。まだいける。来年2月の18TRIPおもてなしライブも当ててみせる。
キャパでか過ぎたか? というのは本当にいらない心配で、実際は600人くらいいたらしいです。ちらっと見たけど空席も少なかった。


ラジオで1部2部別の衣装になると思うみたいな話はしてたので1部のことしかわからないんですけど、スタートとともに会場の後方から入ってきた人間はスーツに黒縁眼鏡でした。ネクタイは深い海を思わせる青。
あのね、スーツに眼鏡はメロ過ぎるよ。
肌きれいだし顔がかわいいしスーツ似合ってるし顔が格好いい。同じ酸素吸ってすみません。うそ、この世にいてくれてありがとう。わたしも生きててよかった。
生きてる人間ってね、毎秒が新規ビジュなんです。こんなの、致死量の新規ビジュを浴びてしまう。


どこから来ました〜? みたいな話題で、ブラジルから来られたという方がいてびっくり。その他は北海道や沖縄からという方、関東だよとか山陰地方という方々もおられました。もちろん関西圏のオタクも多かった。
ネームボードとかうちわを持ってるオタク(わたしからは見えない席にいるひと)を見つけたらしく「あ、非公式の(笑)」っていじってた。


事前に募集した質問に答えるコーナーでは、最近幸せを感じたこととして、前夜にホテル内のカフェレストランで食べたピラフがすごくおいしかったと言ってました。おすすめはなんですかと訊いて、お肉とかのがっつり系がくるものと構えて脳もそういうのを食べたくなってるところにすすめられたピラフ。はじめは「え?」となったものの、実際に食べたら本当においしかったんですって。
お好み焼きにごはんはありかなしかとかもあったな。そういう文化がなくて想像できない感じの反応だった。司会の方(関西人)から「俺は理解できないけど」と前置きしたうえで焼きそばにごはんってのもあるよと説明される人間。なにそれ!? ってなってた。こちらに向かって「お好み焼きにごはん、焼きそばにごはん、どっちかを食べないといけないってなったらどっちとります? 手挙げるの絶対片方だけにしてくださいね」って話を振ってくれた。
あとは、告白されるならどんな言葉がいい? とかもあった。好きという直接的な言葉はきっと照れてしまうと思いますって言ってて、会場内、無言で湧いてた。かわい過ぎる。しぬかと思った。ここで司会の方とのやりとりで「あんたがお好み焼きなら、うちは……ライスや」という告白セリフが爆誕し、また会場が静かに湧いた。
掃除はどこからしますか? には、気付いたらこまめにって感じで、特にパソコン触ってるときに視界に入った埃とか掃除し始めちゃう、Amazonで掃除するやつ買ったし一番掃除するのはパソコン周りかな〜って話してた。自分は料理できないけど掃除は好きだと。
他には、日本語以外で話せる言語はあるか、または今後身につけたい言語は? とか。日本語しか話せないし標準語で育ったから方言の役とか難しい、標準語は音声辞書があるけど方言は同じ地方のなかでも細分化されてるからか音声辞書が存在しないから大変って言ってた。
なんの動物に喩えられますか? には「イルカ。事務所の先輩に、シロイルカの……ベルーガって言われたことがあって、それ言うことにしてます」って答えてたけど、司会の方は「子犬」って言った。流れで指されたオタクも「トイプードル」って喩えてた。そしたら「僕は大型犬のほうが好きですが、これからは子犬系男子でいきます」って言い出した。
車の運転でひやっとしたことは? には、わりとひやひやすることはあるって言ってた。隣の車に擦りかけたとか、駐車時にぶつけそうとか。でも、一番は、LUUP乗ってるひとがあり得ない場所からあり得ない飛び出し方してくること! って言ってた。
シチュエーションボイスの仕事いくつかやってるけど今後やりたいのは? ってのもあったな。シチュエーションボイスに縁がないひと向けに簡単にシチュエーションボイスの説明をして、例として『羊を数える』の話してた。聴いてくれるひとが安眠できるようにと意識はしてたけど数えてるうちゲシュタルト崩壊しそうだったって。それはそうだろうな。この『羊を数える』ボイスはAudibleで聴けるやつで、わたしも聴いたことあります。
今後やってみたいシチュエーションボイスとして、地方を巡るシチュエーションボイスとかあったら楽しそうって言ってた。そういうのほしい。どこか企画してこの人間にオファーしてください。

そのあとはたこ焼き実食タイムがあり(食べるのはこの人間のみ)、ホテルの朝食にも使われてるたこ焼きが登場。外はかりっと、なかはふわふわでおいしかったそうです。これを食べるにはここに泊まって朝食をいただかなければならないらしい。巡礼するのはピラフより難易度が高い。

次は司会の方VS人間で「会場内にひとりしか該当しない設問を挙げられたら勝ち」というのをやってました。でも二回戦やってどちらも負けてたのでかわいそう。勝つところも見たかったな。2部では勝てたのかな。

続いて朗読劇があり、このトークショーのために書き下ろされたという『大阪の記憶』というタイトルのエモみ深過ぎエッセイを朗読してくれました。本当に声がいい。
脱線するんですけど、フォトブックに載ってたインタビューで「声って、誰もがいい声を持っているんですよ。無限の可能性があるものなので、そこでの優劣って、あまり考えても仕方がないんです」って仰ってて、この人間のわたしが知り得る発言のなかでわたしはこれが一番好きだなと感じてます。
でも本当にこの声が好きでつい「声がいい」って言っちゃう。本当は「声がいい」じゃなくて単に「好き」なのに、好きな言葉を別の表現にしようと試みてしまうんだよね。

座席番号くじ引きによるサイン色紙抽選(600分の5なので普通に外れる)がおこなわれ、ついにトークショーも終わりの時間に。
「5分しか経ってないよ!」と仰ってたの、わたしも同感だった。それくらい濃厚な1時間だった。
ステージからおりて会場をあとにされるとき(これもまた会場後方の出入口からになるらしく)、手を振りながら、なんと、わたしの目の前を、通りました。上手最前にいたからそれはそう。でも実際に目の前を、たぶん2メートルくらいしか離れてない近さで、通った。
顔小さい! かわいい! 眼鏡似合ってる! やっぱり小柄でかわいい! 格好いい! ――もうそれしか頭になかったです。だって本当にかわいいから。

1時間あっという間だったけどとても楽しかった。明日からまた頑張ろうと思った。


行ったトークショーはこちらです。このあとも長い文章が続く。


シェラトン都ホテル大阪で開催された、小林千晃のプレミアムトークショーです。

トークショー1部終了後すぐに件のピラフを食べようとカフェレストランを覗いたら、ランチタイムのピークを過ぎたばかりということもあって、ピラフは一時完売してました。
もう1時間弱待てば注文できるようになるらしかったけど、待ってから食べるとそのあとのアニメイトカフェでなにも食べられなくなるので断念。片道20分くらいで行けるので後日挑戦しようと思います。

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持ってるブロマイドは
のときのものです。大黒可不可を演じるにあたって考えてることとかを話してくれてます。


司会の方のポストで言及されてたフォトスポットはこうなってました。
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トークショー1部終わったあとに撮ったらしい写真、司会の方が𝕏に写真載せてくれて嬉しかったです。

ラジオで1部2部で衣装変えると思うって言ってたの、わたしは1部のしか見れなかったけど、終わったあとに本人が𝕏でポストしてくれてました。
意味わかんない。2部の衣装もずる過ぎ。褒めてます。


最初のきっかけはやっぱり18TRIPだけど、このひとの声で本格的に脳を破壊されたのは調香師のシチュエーションCDだから、原因としてはそっちのほうが大きいと思う。でもちゃんと振り返ったら「憂国のモリアーティのルイス、いい声してるな」と当時も思ってたらしい。
この声を聴きたくて、このひとが仕事に向き合ってるのをもう少し深く理解したくて、数年放置してたあんスタをまた開くようになったし、Audibleで羊を数えるやつとか寝たまんまヨガとか聴いてます。
調香師以外のシチュエーションCDは「BL以外を」聴いてます。もう少し深く理解したいのに自分の思想が強過ぎてBLは聴けない苦しみ。
『青のミブロ』を見始めたのも、CV小林千晃を理解したくて……が動機だったのに、今では週刊少年マガジンでリアタイするくらい、作品にはまってしまいました。
『プリンセッション・オーケストラ』も、2025年6月1日放送9話ラストでようやく出番がくる前に、作品そのものにはまりました。

好きだと思える作品は、ひとつでもいいし、複数あってもいい。それは、唯一を失う未来に備えて好きを分散させておくわけではなく、ただ、自分の世界をほんの少し広げるだけに過ぎない。リスク回避なんて怯えた言葉で自分の好きを防御しなくていい。

「この声が好きだな、このひとのインタビューをひとつ読んだけど、このひとが声の仕事に向き合ってるのをもう少し知りたいな」から、ほんの少しだけどわたしの世界は確かに広がった。本当の本当に、わずかに。それが楽しくて、嬉しくて、感謝の気持ちをしたためて、トークショーの受付の方に委ねました。
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手紙の宛名でフルネーム書いたら名前かわいいな〜の気持ちが増した。みんなも応援してるひとのフルネーム書いてみて。超元気出るよ。

周りから「なんかやけにかわいがられてるな、先輩たらしだな」と思われがちだけど、同業の方からの誕生日のお祝いにそれぞれの方に合う言葉で返事してたり、先輩を車に乗せてて自分と先輩なら自分の家のほうが現在地から近くても先輩を家に送り届けたり(西山宏太朗談、他のひとは途中で降ろすのに千晃は送ってくれる紳士だって言ってた)、周りのひとに対してていねいなんだなと思いました。自由に振る舞ってるようでいて、礼儀正しいんだ。


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プレート書いてもらうとき口頭でお願いしますって言われて恥を忍んでアルファベット一文字ずつ伝えたのに「ちあき、ですね!」って言われて超照れくさかった。わたしはこのひとをフルネームでしか呼べない。でも応援してます。
来年の誕生日にはケーキ屋さんでプレート書いてもらうのに照れずに頼めるといいな。


シェラトン都ホテル大阪様、ありがとうございました。


2025/06/15追記
本人のインスタに初めてリール動画が投稿された記念
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