ひとりごと
Nolaに助けられてる
今年2月からNolaを使うようになり、10ヵ月が経過しました。
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Nola――字書きにはお馴染みになりつつあつエディターツールです。ブラウザ版・アプリ版(iOS/Android)があります。

公式サイトはこちら。
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たぶん、こちらのnoteの記事を見たのがNolaを知ったきっかけだったと思う。
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自分のアカウント作成時期を辿ったら2022年8月だったし、たぶん、そう。
ただ、当時はWord一発書きじゃないと間に合わないみたいな原稿の書き方をしてたので、実際に使うことはなかったです。便利だとは思うけど慣れるための時間が惜しい、その時間に他のことしたい! みたいな。
この頃は休日にしか文章を書くことに向き合ってなかったので、本当に余裕がなかったんだと思います。


平日にも〝書くこと〟に向き合うようになったのは、2024年7月後半。
どうしても書きたいものが出てきた。書いても書いてもまだ出てくる。休日にまとめて書くんじゃ無理、追いつかない。っていうか忘れる。
なんなら平日に書くのだって家に帰ってPCをつけるまで待ってられない。思いついたこのタイミングでここだけ書き留めよう、いや、ここの一文はこうしたい、絶対にこのセリフを言わせたい。――スマホでGoogleドキュメントに書いては、帰宅後にPCからGoogleドキュメントを開き、清書する日々。これを、2024年7月後半からやるようになった。

はまりたての熱って本当に恐ろしくて、2024年7月後半から書き始めたくせに、最初の1ヵ月で合計5万文字近く、途中でその一部の作品に加筆した本を1冊つくり、書き始めてから半年経つ頃には合計10万文字を超えてました。本にしたもの以外はほぼすべて〝スマホからGoogleドキュメントに書いては、帰宅後にPCからGoogleドキュメントを開き、清書する〟――面倒くさい書き方してるのによくやったよなと自分でも思う。
Googleドキュメントって、文章作成アプリではあるけど、小説原稿を書くのに特化したツールではない。じゃあWordはというと、Wordだって別に小説原稿を書くのに特化してるわけじゃない。
なにが不便って、スマホで書いてるときの全角スペースやダッシュを入れるときのこと。ユーザー辞書登録で捻り出してるけど簡単な文字で出せるようにしてしまうと、小説書くときじゃない場面でもそれ(ユーザー辞書登録したもの)が顔を覗かせてくる。今は出てくるなってときに出てくるといらっとしませんか。でも小説書いてるときはさっと出てきてほしい。どうにかしてくれ。
ウェブで公開する短編も「いつかは本にするかもしれない」と思って初めから縦書き原稿のルールで書いてるから、この、地味に手間取る作業がどうしてもなくせない。
あふれんばかりの情熱を叩きつけるのに手間取ってしまうってなに? その時間、他のことに使えば?

2025年1月からは、思いつきで『30CPチャレンジ』を元ネタにした短編を書き始め、不定期にSNSで公開し始めました。しかも、同時期に2025年5月スパコミ合わせの原稿にも取り掛かってます。それらとは別に、不定期で単発の短編も書きたい気持ちもある。
スマホで書くことそのものを諦めて休日にまとめてやることもできるけど、原稿できる休日ばかりとは限らない。やっぱり、普段からこつこつやっておくに越したことはない。
もしかして、書く環境を見直したほうがいいのかも。――そこまで考えてようやく、Nolaの存在を思い出したんです。2年半も忘れてたNolaを。


確か、全角スペースとか三点リーダとかダッシュが入れやすいんだったかな。ブラウザ版とアプリ版で自動同期できるんだったかな。えぇと、他にはなんだったっけ。――先述のnoteを改めて読み返し、今度は真面目にNolaを使ってみるかとインストールしたのが、2025年2月2日。その5日後にはプレミアム会員になりました。
便利さのためのサブスクリプション費用をあまり抵抗なく支払ってしまう。世はサブスクリプション戦国時代。サブスクリプション費用に抵抗して未だにv1永続版使い続けてるの、クリスタだけです。でもこれもきっと来年には契約するんだろうな。「あなたのやりたいことってイラレでやるようなことだと思う」って何人かによく言われるけどAdobe税にはずっと抵抗してる。こっちはたぶん今後も抵抗する。


脱線した。


で、Nolaで書くようにしてどうだったかというと、ひとことで表すなら「たすかる」の言葉に尽きる。
11月にiPadを買って、更に書きやすい環境になりました。

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Nolaって起動したらまず作品一覧の画面が出るんです。
気付いたら「ウェブ公開用の短編と原稿」みたいな二足の草鞋を履きがちだから、作品一覧が最初に出るのありがたい。
今まさに取り掛かってる最中のものはピン留めしておけば上部に表示される。
原稿までのアクセスをいかに短縮するかは、スキマ時間に少しずつ書くタイプの人間にとってかなり重要。鉄は熱いうちに打てというし、思いついたら早めに開いてさっさと書き残しておきたいからね。
そしてそもそもの起動も、アプリ版なら爆速なのがいい。ソシャゲにしては起動が早めなあんスタくらいすぐ開く。PCからだとブラウザ版使うしかなくて、ブラウザ版はアプリ版よりは0コンマ何秒くらい余分に時間かかるかな……体感レベルの話です。使うブラウザによるかも。

本当はカバー画像を作品ごとに設定したほうがNola開いた瞬間の気持ちが上がるんだけど……わたしは実際の表紙原稿が仕上がったものにしか設定してないですね。本文をとにかく先にやる派だから仕方ない。
途中で気分転換兼ねて表紙を仕上げたらその時点で環境設定から設定するようにはしてます。

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作品選んだら、さぁ章ごとに作文書こっか! みたいな状態になる。本当に、一刻も早く取り掛かるための道がつくられているのである。
想定した文字数までの進捗度合いもパーセンテージでそっと表示される。これはわたしが「まぁ、6万文字くらいか?」と適当に予測してやり始め、それを超えてからもテーマタブにある執筆予定文字数を書き換えないまま完結させた作品なので、ずっとマイナス表示されてます。こういうところに面倒くさがりの性格が出る。

わたしは基本〝ノープロットで冒頭からとにかく大暴走〟って感じで書くことが多いからあまり使わないんですけど、書こっか! っていわれてもまずはプロットがないと無理ってひとでも大丈夫なよう、プロットや世界観をまとめる場所にすぐ切り替えられます。
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ちなみに、ぼかし加工を施すようなプロット部分のスクショが用意できたのは、わたしにしては100年に1作くらいの珍しさで土台をつくった話がこの10ヵ月でひとつだけ存在したからです。これは偶然。
プロットとか世界観以外にも、登場人物設定とかの枠もある。これは一次創作のひと向けかな。いや、〇〇パロとかだと二次創作でも世界観タブは有効活用できそう。
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わたしはプロットよりもメモ機能を使うほうが多いです。この話はこういうモチーフがあって〜とか、30日CPチャレンジのお題一覧とかを覚え書きしておくのに使った。
そして、これらの機能は実際に作文を書いてる画面からアクセスできる。猫の額より小さな脳だから暗記したまま書くとか無理だし、原稿のことだけ考えて生活してるわけじゃないし、すぐに見られる場所にないと困るんですよね。でも、ある。ありがとう。

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本文を書く画面下部には、全角スペースや三点リーダとかダッシュがボタンひとつで挿入できるようになってる。スマホで書くときに活用してます。iPadやブラウザからのときは自力で打ったほうが早い。
段落字下げについては自動字下げのオン・オフが選べます。わたしはWordでも段落の自動字下げに対しては生まれてこのかた一切信じずに生きてるのでオフにしてる。真に信じられるのは自分が打ったかどうかだけだと思ってるから。

そして、(これは完結作品のスクショだから非アクティブ表示だけど)右上にわかりやすく表示されてる『保存』ボタン。
ブラウザ版だとあらかじめ設定しておけば自動保存してくれますが、アプリ版は手動です。いずれの場合もなにかしらの変更が加えられてたら青くなってるこのボタンが、保存されることでグレーに変わる。保存したか忘れちゃったってことがない。
もちろん、各々でバックアップはすべきです。わたしはWordだけで一気に書いてた頃も、こまめにバックアップは複数箇所に残してきた。そこは、書く環境が便利になってからも変えてません。

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入力画面から離れて文章を眺めたいときは、プレビュー機能を使ってます。このプレビューで見た状態を画像書き出しすることもできる。作品全体のプレビューも、章ごとのプレビューもできる。

そういえば画面がずっとセピアなのはわたしの好みです。セピアモードの他には、ライトモード・ダークモード・黒板モードがある。ついでにいうとフォントもゴシック体だけじゃなくて明朝体とかにもできる。
わたしは最終的にWord縦書きに流し込むから、それとは違う環境にしてます。そのほうが誤字を見つけやすい気がする。見落とすときは見落とすし、なんなら紙になる工程で誤字が生まれてる可能性もあるんだけど(※ない)、同じ色合いや同じ雰囲気のフォントで眺め続けるよりは効果があるはず。
あと、Nolaでわーっと書くときってめちゃくちゃ集中してるので、セピアモードのほうが白背景よりは目に優しいです。たぶん。


ここまで環境を整えた結果――
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――平日だいたい毎日ちょっとは書くようになりました。本当にちょっと。
でも、チリも積もれば山となるって言葉は真理で、今年4月からNolaで〝書くこと〟に向き合いやすくしたことで、9月に9万文字の、かなり熱を込めた同人誌を発行することができました。9月はこの本だけじゃなくて同時にウェブ公開済短編のまとめ本(書き下ろし3編)も発行したし、通販用のおまけ作文も書けた。
毎朝1時間スマホでNola開いてひたすら書いてたら、なんか、書き終わってた。並行してウェブ公開用の短編も書いてました。
9月の本のあとはちょっと放心してたけど、30日CPチャレンジネタも2025年のうちに完結させられた。書くことに向き合いやすくしただけで、本当にたくさん書けました。

先日、執筆ダイアリー2025がリリースされたのでやってみました。
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集計期間は2024年12月1日〜2025年11月30日らしい。わたしがNolaを使い始めたのは2025年2月2日なので、2025年2月2日〜2025年11月30日で書いた文字数ってことです。
文字数の多い少ないは作品の正義にはなり得ない。短くても素晴らしいものはこの世界にいくらでもあるし、長いからといって中身が惰性だったら読むのもしんどいだけ。
ただ、試行錯誤した証であることだけは確かです。


今年は30回くらいこの雑記を更新しました。年内はあと1回、今年の振り返りとして2025年の雑記ピックアップを書こうかな〜と思ってます。書こうかな〜って書き始めたら小林千晃のことばかり書き始めたのでさすがに削ってるところ。
今年書いたここの雑記は昨年までよりも、どれも文字数が多くなってる自覚があります。それだけ、今年は夢中になるなにかが多かった。たくさん書き残しておきたかった。
そういえば、雑記の文章はNolaではなく、メモアプリで書いてます。つまり、さっきのNolaの文字数よりももっとたくさん、わたしはなにかしら書いてばかりいる。
書くことに向き合いやすくなったことで、書く癖がつきつつあるのかもしれない。

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