感想
KING OF PRISM -PRIDE the HERO-
『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が最高過ぎる。
本題に入る前に、前回の雑記にある『KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ』を観た話以降のことを書きます。

初めてプリズムの煌めきを浴びたのが7/19、翌日にもまた観にいってました。翌日はちゃんとペンラを振れました。色の移り変わりや曲特有のペンラ捌き、ハンドクラップが1回で理解できるタイプでよかった。アイドリッシュセブンで得たスキルです。

7/26はCallingsのヒビキCVけんぬ・ワタルCV岡本信彦さん・菱田監督が登壇される舞台挨拶18:05回のライブビューイングに行きました。
このときはあらかじめ𝕏で「おしらせがある」と匂わされてたものの、実際に「ScreenX・4DX・Ultra4DX版公開決定」と言われたときはわけもわからずはしゃぎ、隣の席の知らないひとと顔を見合わせて声を上げてしまいました。
でも市内ではScreenX・4DX・Ultra4DX版は上映されないので市外または府外まで出かけなければなりません。休日朝〜真っ昼間に上映してくれますように。夜遅くだと帰りが困る。

8/2は一条シンCV寺島惇太さんと菱田監督が登壇される舞台挨拶(梅田)にも行きました。
16:30の回だけ抽選申し込みしたら運よくご用意されたのです。
わたしがそもそもキンツアを観ようと決めた高輪ゲッタウェイプリンスについて、菱田監督が「ストリート系じゃないですかねぇ」なんて言うものだから、オイ!今ストリート系じゃないですかねっつったか?確かめたいから確かめられるもの(=次回作)出してくれよ!ストリート系でもアカデミー系でもどっちでもいいから出してくれよ!? ……という気持ちになりました。高輪ゲッタウェイプリンスつまり鷹梁潮CV小林千晃を歌わせてください。

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本日の鑑賞で、『KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ』のルート1から4のすべてを網羅できました。
初見がルート4公開週だったからルート4→1→2→3という順序ではあるものの、猛暑が続く日々のなか仕事以外は引きこもっていたい人間が毎週映画館に足を運んでるのはムビナナ以来。
ムビナナは休日のほぼすべてを費やしてたし、1日あたり必ずDAY1とDAY2を立て続けに観てたので観てる回数は桁からして違う。
応援上映でのみ観てます。開始前の「よろしくお願いします」も終了後の「お疲れさまでした」も聞き慣れました。8/2舞台挨拶のときは「みんな気を付けて帰ってね〜!」ってのもあった。


相変わらず香賀美タイガはかわいいし格好いい。7/25に再販されたキンツアアクスタは出勤前に映画館に立ち寄ってなんとか手に入れた。未だ手にしてないパラライコラボのアクスタは受注通販が決定してるので手に入れます。アクスタは薄いので何枚あってもいいんです。
ScreenX・4DX・Ultra4DX版ムビチケでリンライ付きのがほしかったけど朝から映画館に並ぶ余裕がなく通販は繋がらなくて繋がったと思ったら在庫が消え……たと思ったら支払期限切れしたひとがいたのか、数日後に在庫が復活してて買えました。そのうち、家に香賀美タイガのリンライが届くみたいです。
香賀美タイガのかわいいところって頭のかたちがきれいなところかな。あと目つきよくないところが好きです。まっすぐで、負けず嫌いですぐ熱くなってしまう青さがいい。
ダンスバトルで先攻取るところがすごくいいので見てください。どのときも『EZ DO DANCE』の香賀美タイガが格好いいです。


閑話休題。


キンツアだけを観続けてるのはもったいない。初見の直後から、キンプリSSSの後半を見るために、先にキンプリを1作目から順番に見ることにしました。dアニメで〝キンツアにまだ間に合うぞ!〟みたいな感じで関連作を公開リストにしてくれてるひとがいるのを見つけ、(リストがいつ消えてもいいように)自分も同じラインナップで非公開リストをつくりました。
本来ならプリリズから追うべきだけど、ルート1から4すべてを観るまでにキンプリを網羅しておきたかったので、キンプリを優先させました。映画館のスケジュールは待ってくれないんです。
公開順に従って『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(バイプリ)→『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(キンプラ)→『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』(キンプリSSS)→『KING OF PRISM ALLSTARS -プリズムショー☆ベストテン-』(ベステン)→『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』(キンドラ)の順に見ることにしました。
キンプリSSSは劇場版とTVアニメ版双方、ベステンはルート1から3すべて。倍速再生とか重複部分スキップはせず、冒頭から等倍でぶっ通し。
『声優と夜あそび』月曜は絶対リアタイなので月曜以外、かつ、夏芽川アキ(VTuber)のエイトリ初見配信がない夜はキンプリ過去作履修に費やしました。
なお、前回「9月の原稿が佳境だというのに。アイナナSSP追加公演までに9月の原稿終わらせるつもりだったのに」なんて書きましたが、休日は映画館に行って平日夜はキンプリ過去作を履修という生活をしているせいで心理的な緊張感がほどよく高まったのか、朝活における原稿への集中力が増し、アイナナSSP追加公演前に2冊分の原稿の本文を書き終えることができました。表4とおまけ以外終わってるのでもう大丈夫です。


キンプリ過去作を見てるうちに「この曲好きだな」「この演出いいな」という、自分の好みが明確になってきます。それはそう。
どの曲もそれぞれに好きと思う部分があるんですけど、特に好きだなと思った曲を挙げます。










本当にどれもいいんです。ここに挙げきれなかった曲もすごくいい。
ただ、そのなかでも群を抜いてるのが――

――『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』劇中、プリズムキングカップで速水ヒロが披露したこちら。キンプラバージョンだとバイオリンの音が入ります。

結論:プリズムショー☆ベスト・テンのアルバムは神



ここから『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』の話になります。


前作バイプリで神浜コウジが(エーデルローズの借金返済のために)渡米することを決め、ヒロイン泣きをした速水ヒロ。続くキンプラ劇中でも、ヒロイン泣きをする速水ヒロ。噂によると、プリリズRLでは大人の視聴者からヤンホモだのなんだの言われてるらしい。このへんはキンプラ感想を検索してておおよそのことを知りましたし、自分でもプリリズRLを視聴し始めてなるほどねと思ってます。本人が心からそうしたくてやったわけではないけれど、法月仁に(恩もあって)屈してそうした以上は、すべてを詳らかにしたときまでヒール扱いされても、まぁ、仕方ない……。
プリリズRLでは神浜コウジに執着してたのがオバレ結成でかなり心が落ち着いたかと思いきや、バイプリで(神浜コウジ渡米による)オバレ活動休止が決まり、仁科カヅキも(ストリート系だった自分がアイドル然としてることにも思うところが出てきたのか)プリズムキングカップに備えて武者修行に出てしまい、もうふらふらな速水ヒロ。プリズムキングカップ出場者に挙げられてるのに本人はメンブレ真っ最中。
……からの、神浜コウジ→仁科カヅキ→鷹梁ミナトを経由しての神浜コウジからの真意を受け取り、プリズムキングカップに向けた特訓を再開してからはずっと速水ヒロのターンだった。

プリズムキングカップのアツいところは会場が破壊されるあたりから。プリズムジャンプは会場を物理的に破壊することも、再建することもできるらしい(?)。プリズムジャンプは物理。
如月ルヰが満点を叩き出したあと、速水ヒロの出番がくるシーン。ここからの速水ヒロのプリズムショーは本当に毎秒格好よかった。彼がこだわり、ある意味固執し続けた『pride』――プリリズRLで「僕はただ教えてあげたかっただけさ、お前の作った歌で輝けるのはこの世でたったひとり……速水ヒロだけだってことをなぁ!」などと言ってた速水ヒロが「みんなの心を最も輝かせることができるのは……俺だぁ!」と言えるようになった。これはすごいことです。
如月ルヰも満点叩き出したけど演技を見れば(同じく満点叩き出した)速水ヒロがキングになったの、如月ルヰ本人が(自分の立場を鑑みてなのかはわからないけど)心の裡で速水ヒロの勝利を望んでたしプリズムの女神が速水ヒロを祝福したのもあるけど、わたしは、このふたりのプリズムジャンプが誰に見せるためのものだったかがポイントだと感じました。それがプリズムウォッチの得点で速水ヒロが大きく上回ったことに表れてるんじゃないか。
如月ルヰ、始めるときに「プリズムの煌めきを、あなたに」って言ってたけど、この〝あなた〟は一条シン>観客なんですよ。如月ルヰの4連続ジャンプの4回目『禁断のキャントストップフォーリンヘブン』のときなんて一条シンのことしか頭にないからね。
でも速水ヒロは黄色い薔薇を投げて「絶対に君を幸せにしてみせる! 『太陽の沈まぬ王国・ヒロイックキングダム!』」ですからね。観客側を、みんなを見てる。神浜コウジへの執着と依存から自己を切り離せたのはここだ。

速水ヒロの煌めきって、神浜コウジや仁科カヅキの姿を見せることも、七体のプリズムの女神の像を輝かせることも、ひとりでセブンスコーデみたいなやつを発現させることもできるらしい。そりゃキングにもなる。
繰り返し見過ぎてプリズムキングカップで披露される速水ヒロのプリズムジャンプ全部詠唱できるようになりました。地球は黄色かった理由がわかりました!
キンプラで速水ヒロに狂い過ぎて、今日、速水ヒロのアクスタを買いました。そのあとでSideMコラボのアクスタが出る告知がなされました。
アクスタは薄いので何枚あってもいい。この速水ヒロアクスタ、買います。このコーデ好きだし。


恐ろしいのは、男子プリズムスタァに焦点を当てたプリリズスピンオフは一作だけとえらいひとから言われてたらしいのに、バイプリが続編ありきのストーリーだったこと。
バイプリ劇場公開してしばらくは閑古鳥だったと聞きます。応援上映の先駆けみたいな作品としか思ってなかった。まずそこに至るまでが大変だったみたい。
キンプラに、そしてキンプリSSS、ベステン、キンドラ、キンツアへと繋がってるのは、プリリズの頃から作品を応援し、その素敵さをSNSやnoteなどに記してくださったエリートのみなさまのおかげです。
大好きなコンテンツは自分に無理のない全力で応援しようと、改めて気付かされました。

わたしも〝キンツアのラストにある謎予告でしか見れない高輪ゲッタウェイプリンス〟にプリズムジャンプしてほしいから、キンプリのこと応援しますね。
高輪ゲッタウェイプリンスCVはキャラソンを結構しっかり歌い分けてるひとなので、高輪ゲッタウェイプリンスの歌声がどんな色や素材を感じさせるのかが聴きたいです。大黒可不可は純度の高い天然水だし滝維吹は青い風だし右京真央は夕暮れだし、カリストはベルベットだった。


なお、わたしが今回の雑記で大騒ぎしたキンプラですが――
――期間限定で『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(バイプリ)・『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(キンプラ)・『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』(キンドラ)の三作が無料公開されます。
どれもだいたい一時間くらいで濃縮還元って感じなので、まだ観たことないひとは観てください。
わたしはキンツアを観ようと決めた時点でプリズムスタァの顔も名前もCVも全然わかってない、そもそもプリリズ含むプリティーシリーズを一切見たことなかったレベルの人間だけど、今、こうなってます。
たぶん、顔のいい子が歌ってるのを見るのが好きなひとならいけるんじゃないか。

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