雑記

*検索避け済

劇場版アイドリッシュセブン"LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD" DAY1通常上映
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DAY1通常上映、上映後初日舞台挨拶(ライビュ)を観た話。
セトリや衣装について触れてます。
壮五の新衣装やっぱりリボン大きいのついててかわいかった。
4グループとも新曲あるなんて聞いてないし(それはそう)、Incomplete Ruler歌ってくれるなんて聞いてない!!!(それはそう)
びっくりして涙引っ込んだあと涙また出てきた!

Incomplete Rulerを歌ったあとの陸くんの「天にぃと一緒に歌いたい」夢が(5部のミュージカル『ゼロ』のようなやむを得ずではなくライブのセットリストとして組み込まれるという意味で)叶ったよろこびもあるけど、自分たちはとっくに立つ場所が違ってることを改めて思い知った切なそうな表情からTOMORROW EViDENCEに入って"今、自分が立ってる場所、立ちたいと思って立ち続けることを選んだ場所"に繋がるの天才過ぎない?
しかもTOMORROW EViDENCEでそのあと他グループも出てきて……大丈夫? 壮五がつくって環くんが振り付けした曲を歌ってくれるのを観たわたし、一生の運を使い果たしてない?畳む

アヤナスピネル、すごくいい
こんなに透明感があるのに少し"見えなくて"切ない。
デビューしたての、持ち曲がモンジェネだけだった頃のIDOLiSH7ではこういう表現にはならない気がする。
サクラメとかハツコイリズムとかマロウブルーとか、Everyday Yeah!、系統少しずれるけどHELLO CALLiNGあたりを自分たちのものにしたからアヤナスピネルも自分たちのものにしたという雰囲気を感じました。
*この投稿に関してのみ、"逢坂壮五作曲"と明言されてるものを敢えて省いて挙げています*

モンジェネとかジョカフラといったアプリでいう1部の頃の曲たちを聴き返すと本当に今と歌い方が違うんだ。MEZZO"のmiss you...や恋かけとディアバタが全然違うのもそう。
メタ的なことをいえばそれぞれの声優さんたちが"そういうディレクションを受けて"歌ってるってことなんだけど、アイドリッシュセブンプロジェクトとしての視点なら"アイドルの成長"なんだと思う。
劇場版名探偵コナン《黒鉄の魚影》
昨日のお昼に観てきました。以下、感想。
OP、メインテーマのアレンジも登場人物紹介の演出も、これまでの歴代作品と雰囲気が全然違っててすごくどきどきした。
昨年の《ハロウィンの花嫁》での演出もそれまでと雰囲気が違う印象を受けたんだけど、それを上回る驚きだった。
映画のあらすじは一度しか読まないようにして、そこから公開日までは事前に発表されるタイプのゲスト声優(ここ数年は発表されないタイプのゲスト声優も豪華)と主題歌の情報にさらっと目を通すだけ。発表されていなかったタイプのゲスト声優たちが豪華すぎてびっくりしちゃった。
「好きな声優が関わる作品は主役クラスじゃなくても全部追う」みたいなタイプの人、最速~初日組の大抵伏せ字まみれの感想を運よく見ないと出遅れてしまうのでは……。

哀ちゃんにフォーカスが当たることはハロウィンの花嫁を映画館で観終えた瞬間からわかってたけど、ここまで危機が迫るとは思ってもみなかった。
ベルモットとバーボンが直美さんを誘拐するところは想像どおり本当にあっさり完璧な手口だったんだけど、ウォッカとピンガが哀ちゃんを誘拐し、コナンくん・蘭ちゃん・亜笠博士が必死に食い止めようとするシーンでは「ぎりぎりのところでコナンくんが追いつく可能性」を信じてたので、ウォッカ・ピンガ・哀ちゃんが乗った車が崖から海に飛び込んだ瞬間、普通に絶望した。いや、これまでも苦境に立たされてはきたけど、よりによって本当に組織に攫われるとこまでやるのか? って。
同時に、"灰原哀"が組織に目をつけられるきっかけになった、"老若認証のテストで宮野志保の写真を使い、灰原哀と一致したことを示すキャプチャ"を持ち歩いてた直美のことを一瞬だけ疑ったし憎みそうになった。
でも、子どもの頃にいじめから助けてくれた志保のことを大人になっても忘れられなくて、自分が開発したシステムをテストさせてもらえることになった――社会的に認めてもらえる大事な――時に個人的な思い出でしかない宮野志保の写真を使おうと思うくらいには、十年ちょっとの間、贖罪と感謝の気持ちをずっと持っていたんだなと思いました。

子ども時代の思い出から「人種によって憎みあわない世界」を願い、人類学とAIを学ぶうちに老若認証システム(人種・年齢問わず)の開発に至った直美――と彼女のことを知って、今作も、コナンの映画は「今、社会で議題となっていること・話題になっているもの」を取り上げてるんだなと感じた。《ゼロの執行人》でもIoT製品や海外サーバーを経由した不正アクセスがテーマになったように。
"人種差別のない世界平和"を願う直美が、"子ども"である哀ちゃんのここから脱出しようという言葉に――映像越しに自分の父が襲撃される現場を見せられたばかりということもあって――はじめは「子どもになにができるの」と感情を昂らせ、哀ちゃんに「世代間の差別もなくしたいんじゃないの」と叱咤されるシーン……「子どもの言葉や言動で自分の人生が変わることもある」と発破をかけた哀ちゃんは、自分が子どもの姿になって、同じく子どもの姿で奮闘するコナンくんや、真に子どもな少年探偵団の子たちと関わるようになってからの日々を思っていたんだろう。
グレースに扮しているのを「恐らく女性ではないと思いますよ」と追及されたピンガが「女じゃないなんて言われると思ってなかった」と驚いたシーン、あれも、今後、コナンくんが犯人を追及するにあたって気を配らなければならない部分になるのかな。
そういうことを気付かされる映画だった。畳む


ここからは赤安二次創作をしていたことのある人間の妄言です。
スマホ2台持ちのコナンくんを挟んでスマホとスマホ越しに会話する羽目になった赤井秀一と降谷零の図、同人誌かと思った。そしかい和解済の世界線の二次創作でこういうのありそう。
赤井秀一の「その声は安室……いや、降谷零くんか」の声が嬉しそうで、映画館でマスクの上から口を押えました
「米軍の武器を日本国内で使う気か」→「でも今は猶予がないからそれしかない」からの、「組織随一のスナイパー、海自がくる前に済ませろよ、ライ」発言、ほんっとうにやばかった。
それに対する赤井秀一いやライの「もちろんそのつもりだよ、バーボン」でわたし倒れるかと思った。
組織にいた頃決して仲良くなかった(ていうかああいう組織で仲良しごっこしてたらそれはそれでおかしい)二人……純黒を経て……未だ謎に包まれたお茶会を越えて……信頼関係がまた深まった……じゃなきゃこういうやりとりにならない。
ライバボごっこをする赤安のこと、《純黒の悪夢》以降たぶん100回は想像したことある。
これまでは「ライバボごっこが地雷な赤井秀一」って思ってたけど、もしかしたら「ライバボごっこがまんざらでもない赤井秀一」かもしれない。畳む


#劇場版名探偵コナン
Re:vale LIVE GATE "Re:flect U"
2日間ともライブビューイングで観ました。
たくさんのライブレポや感想ツイートを見て頷きまくったけれど、自分の覚え書きとして残しておきたいと思います。

チケットと会場キャパ
Re:valeのことはもちろん好きだけれど、現地への申し込みはどうしても躊躇してしまう。
だって、会場キャパがどう考えても小さ過ぎる。チケットの申込画面に誰推しかなんて記入欄はないわけだし、乱数やらなんやらそのへんのことはよくわからないけれど「壮五推しのわたしが当選してRe:vale最推しの人が落選でもしたら」という、考えたところでどうしようもない不安が拭えそうにない。
家の事情で地元を離れられないタイミングだったこともあり、開催告知があったその日のうちに、ライブビューイングにしようと決めました。

夢みたいな2日間と後夜祭
セットリストはライブ後にランティスが公開したものを参考にするとして。
基本的に映画館で一切飲み食べしないんですけど、念のため、映画館のコンセッションで飲みものを買ってから着席しました。Re:valeなら「Re:valeに乾杯」があるかもしれないと思ったから。この予想は的中。
いったいなんの曲から始まるんだろうとそわそわしながら、ペンライトをRe:valeの色に設定。持ってきたのは《アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」》の時のペンライト2本。一応、他の色にもできるものを持ってきておいた。この判断はDAY1のライブ中盤で正解だったと確信することになる。
開演時刻が近付くにつれ、スクリーンに映し出された会場客席も、自分がいる映画館のスクリーン内も、ライトの数が増えていく。ペンライトは必須ではないけれど、やっぱり、あったほうが楽しい。

会場が暗くなり、いよいよライブが始まる。さぁ、どんなふうに登場するんだろう。DAY1ライブビューイングのチケットにB列と書かれていたわたしは、首が痛くなる覚悟でスクリーンを見上げた。

生バンドの迫力
音が聞こえ始めてすぐ、全身に鳥肌が立つ。生の音だ。
衣装替えの時間を外部の演奏者にお願いするケースはこれまでにもあったけれど、今回は、ステージそのものにバンドの方々が演奏するスペースが設けられている。ライブそのものを生バンドでやるつもりなんだ。まだ歌い出してもいないのに、早くも感動でペンライトを持つ手が震えた。
『NO DOUBT』から『Period Color』と、ライブの出だしにぴったりな、のりやすい曲が続く。まだ2曲しか聴いていないのに興奮し過ぎて、ペンライトを持つ手に力が入っていた。

続く『夢雫』は緩急差が特徴的な最新アルバムの新曲で、とにかく腕を振るのが忙しい。Aメロに身を委ねっぱなしだとサビ直前で追いつけなくなり、サビに入った途端振り落とされてしまう。サビで必死にペンライトを振りながら、ふと、この曲はバングルライトのほうがいいなと思った。手首にストラップを通していても「こんなに振っていたら飛んでいくんじゃないか」と不安になるほどの疾走感。
どきどきとわくわくでペンライトを握っていたわたしは、その次の曲で情緒を激しく乱された。

アニメ3期2クール目の放送が始まったばかりというのもあるかもしれないけれど、たぶん、アニメがこの時期じゃなかったとしても『太陽のEsperanza』を平然と聴くことはできなかったと思う。
ハンドクラップをと言われ、ペンライトを片手にまとめて持った状態で手首を叩く。叩きながらものすごく泣いてしまった。アプリ3部でこの曲が実装された時の驚きと感動がそのままよみがえってきたから。
今はアプリ内3部のストーリーライブで編成の条件は求められていないけれど、2017年当時、ストーリーライブでこの曲が出てきた時は、クリア条件のひとつに『Re:valeとTRIGGERで編成する』というものがあった。重複メンバー不可。まさしく、TRIGGERがバックダンサーとしてステージに現れた時の顔ぶれを条件のひとつとされたストーリーライブ。熱いものがこみ上げた。――それを、思い出した。
※今と同じで3つのクリア条件のうち2つを満たせはストーリーは解放されるので、ガシャに振り回されて編成条件が満たせない場合は他2つのクリア条件を満たせばいい。

『星屑マジック』のあとにも、いたく感銘を受けた。
管楽器のサウンドが印象的な『Re-raise』で、まさかのギター演奏。そして、曲の冒頭から繰り広げられる派手なAR演出。客席にまで及ぶAR演出は《IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7"》にもあった(DAY1で桜の木の養分になった)けれど、今回のは動きが大きい。ステージの上を見ていたいのに、時刻表度外視の頻度で通過する電車に視線を奪われそうになる。ライブレポで絶対に話題になる部分だと思った。

ペンライト、いろんな色にできて正解だった
『t(w)o…』を聴きながら、4部ラストのことを思い出し、4部も早くアニメになってほしいなぁなんて思いながら迎えた『TO MY DEAREST』では、ステージ上の方々が白いペンライトを片手に並んでいた。
ライブビューイングで観てから数日経つけれど、この曲でのペンライトの振りは今でも思い出せる。DAY1ではRe:valeカラーが9割以上だったライブビューイング会場も、DAY2では白に変える人が多かった。
センターステージであちこちにファンサービスをしながらの『ココロ、ハレ晴レ』やライブ後半戦にこそ聴きたいと思っていた『Start Rec』で、乱されまくった情緒を整える。もうここまできたらなにがきても大丈夫だと思っていた。
しかし、次の曲でまた情緒が乱される。『100%ハピネス』だ。
単独ライブとはいえ、ステージ上でソロ曲を歌ってもらえるとは思ってもみなかった。しかも振付がめちゃくちゃかわいい。えっ? えっ? と混乱しながら、サビのところではペンライトの先で100を描き、無限大と歌われたら無限大を描いた。ライブビューイングで座っていたから叶わなかったけれど、現地にいたら間違いなく飛び跳ねている。Re:valeはアイドリッシュセブンの中でもジャンプする曲が多いほうだけれど、1曲の中で小さく飛び跳ねる回数はこの曲が一番多いんじゃないだろうか。曲の締め括りで一度だけ全力ジャンプするのではなく、サビの間ずっと小さくジャンプするんだ。
それまでは2018年の誕生日企画だから0時に聴いたとか、めちゃくちゃかわいくて元気が出る曲だけれどイベント曲でのEXPERT+の譜面が苦手という思い出しかなかったのが、このライブで歌われたことで、「かわいい振付のある曲」という思い出が増えた。セットリストを考えてくださった方々、ありがとうございます。

リフレクト
本当なら全曲書いていきたいところだけれど、文章の長さが気になって、どうしても駆け足になってしまう。ただ、両日アンコールのラスト『ミライノーツを奏でて』の演出には触れておきたい。
モニターに映し出されるアニメ2期ED映像。百の手から花弁が舞ったとともに、ARで会場にも花弁が舞った。本当に、ずるくて、粋な演出だ。

そしてなにより、彼らがゲートの向こうへと帰って行ったあと、モニターに映し出された文字。
"It's ALL for you"――アニメ2期特殊EDのタイトル『It's ALL-for you-』を思い出す。確かにこの曲は単独ライブでは歌われなかった。特別な楽曲だからかもしれない。でも、この画面でその言葉が見れてよかったな……そんなことを思っていたら、youがUに変わった。最後の一押しみたいな涙が出た。
このステージはライブの成功を祈った人たちのためのもの。でも、《Re:flect U》のUの文字を出すことで、意味が増す。わたしたちの気持ちが届いていると言われたみたいだった。まるで、光を反射したみたいに。

アイドリッシュセブンの世界の中で、Re:valeは「絶対王者」と呼ばれるアイドルだ。それは、CDの売り上げや、ライブのチケットの激戦っぷりだけではなく、彼らのカリスマ性含めてのものだと思っている。
先述のとおりライブビューイングでRe:vale単独ライブを観たわけだけれど、終始、圧倒されっぱなしだった。これがブラホワ総合優勝者の実力、これが絶対王者――映画館のスクリーンから、目が、離せない。

椅子に座ったままペンライトを振るってちょっと難しくて、気を付けていないと肘置きにすぐ肘をぶつけてしまう。でも、肘置きを気にする余裕がなかった。2日間とも肘を何度もぶつけたし、「Re:valeに乾杯」するためにコンセッションで買ったドリンクの蓋に2日間とも指をぶつけた。DAY2では蓋がずれてしまったが、視線は画面に向けたまま、片方の手でペンライト2本をまとめて持ち、もう一方の手で蓋をかぶせ直した。そのわずかな時間すら、Re:valeに捧げたかった。

現実か、夢か
2018年開催《アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」》・2019年開催《アイドリッシュセブン 2nd LIVE 「REUNION」》・オンラインライブとなった2021年開催《TRIGGER LIVE CROSS "VALIANT"》とも、終演後に「アイドリッシュセブンは現実!」と興奮していたが、《IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7"》のあと、なぜか「アイドリッシュセブンは現実」という言葉は出てこなかった。ただ、ただ、「夢みたいな時間」という気持ちでいっぱいで、現実の「げ」の字も出ない。
夢は現実にいるからこそ見れるものだと痛感した。アイドリッシュセブンプロジェクトが目指している「アイドルの創出」は、こういう感情を呼び起こすことなのではないか。

2023年2月に開催される《ŹOOĻ LIVE LEGACY "APOŹ"》も楽しみです。