頒布が終了した同人誌(R-18小説)のウェブ公開にあたり、公開方法を考えていました。サイトづくりの下調べの頃からずっと考えていた。
でも、方向性が定まったことと、レイアウトの再調整が完了したので、よほど気分が変わらない限りは、今後もこういう雰囲気の見た目です。頒布物のところだけもうちょっとわかりやすくしたい。
R-18小説の公開について
年齢認証プラグインでの年齢確認とします。サーバーの規約上、年齢確認ページの設置は必要なのでご理解ください。
該当ページにアクセスすると、生年月日の入力を求められます。ここで入力していただく生年月日は年齢認証プラグインの判定にのみ利用するもので、入力者のIPアドレスとひもづけてわたしが保持するものではありません。生年月日の入力時にCookieを有効にするかどうかはご自身で判断してください。Cookieに保存するチェックは、デフォルトでは外してあります。
Cookieを有効にしない場合はR-18作品閲覧の都度、入力画面が展開されます。Cookieを有効にした場合でも、Cookie保存期間を敢えて短めに設定しているので、次に見にきた時にまた入力を求められる可能性が高いと思います。
結局、性善説
こう決めるまで、WordPressで同人サイトをつくっている見知らぬジャンルの人たちのサイトをたくさん拝見しました。CMSでR-18コンテンツをどうしているのか見たかったからです。
一番多かったのはYES/NOタイプの年齢確認プラグインかな。次が、パスワード制で、ABOUTのページにパスワードが書いてあるもの。他には、パスワード制でパスワードは問い合わせ制というのもありました。なにもしていない(!)のもありました……。
好きカプについて想像した捏造だらけのご都合展開ストーリーを忘れないように書いておきたい。書いたものを最終的に同人誌にするのは「紙の同人誌は触れる。触れる=現実。つまりこの想像は現実かもしれない(現実じゃないよ)」という無茶苦茶理論を思いついたからなんですが、あとから何度でも引っ張り出せるようにウェブでまとめたいのは、やっぱり〝わたし用の覚え書き〟が目的です。つくったものを整頓するのが好きなので。
そういうふうに好き勝手に書いたものに対して、できれば「本人の望まないかたちで読んでいることを知ってしまう」事態は避けたい。わたしは「ナントカさんのABメチャ・バクモエ」とか「ナントカさんのABで生き延びている」みたいなことを言うのは全然照れくさくないんですけれど、後ろめたいことが一切なくても書いた人間に知られずこっそり読みたい人っていると思う。Twitterでたびたび見かけるリスト限定公開の「リスインお願いします!」に、本当は見たいのに照れくさくって言えない人とか。たぶん、いるんじゃないか。わたしは「リストに追加されていません」のスクリーンショットとともにリスインお願いします! って爆速でリプライしちゃうので、想像でしかない。
それに、誰が読んだかが完全にはわからないことで得られる心の平和もある。あとは、そもそもTwitterに頼らず閲覧できるサイトにしたいというのも理由です。
対面じゃない限り結局は性善説でしかないという結論に至ったので、ご協力のほど、よろしくお願いします。ちょっとでもおかしいなと感じたら対処します。
その他の手直し
読み込み時のアニメーション
次項に書くんですが、読み込み速度が上がるようにしたものの、それでも読み込みまでの画面に動きがほしくてアニメーションを入れました。こういうことをするから読み込み速度が上がりきらないんじゃないか。
サイトの高速化
キャッシュを有効にしたり、追加ファイルや画像の圧縮など、WordPressテーマに備え付けられた高速化対応を実施しました。9割以上文字のサイトなので体感レベルですら微々たるものですが、読み込み速度の計測ツールなどを見た限り、以前よりは読み込み速度が上がったようです。
今後やりたいこと
作品の移行はもちろんなんですが、別のところに載せた、一部の頒布物に対して書いた解説も、このサイトに移行したいです。
今回、1作だけ頒布終了済同人誌のウェブ公開をこのサイト内でするにあたって、その本の解説も移行させました。ネタバレのところをトグルボタンつきのアコーディオンで隠せるようになった(『+』マークを押すと開いて中身が読める)ので、こういう機能を今後も活用したいなと思っています。